gentlemen of bacongo

2009年 12月 30日 at 17:27 | In Art, Style | Leave a Comment
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『GENTLEMEN OF BACONGO』という写真集を 
今年最後に買いました
 
 

 
これ、イタリアのミラノを拠点にフリーランスで活動する写真家、ダニエル・タマーニが、2007年にブラザヴィルというコンゴ共和国の首都で撮ってきた写真に、序文を付けたりして、アーティスティックにまとめたような写真集なのですが
表紙を見てもらえば、だいたい想像がつく通り
まーとにかく洒落てます
 
で、この写真集、なぜ知ったのかというと
ポール・スミスが、自身のコレクションの元ネタとして、この写真集をフィーチャーしていたからで、この『GENTLEMEN OF BACONGO』の序文も、ポール・スミスが書いてたりします
まぁ、いかにもポール・スミスが好きそうなものばかりという感じです

真面目に書くと
ポール・スミスも勿論ですが、この写真集の主人公たち(コンゴ共和国の紳士たち)、あるいは、以前このブログでも紹介していたヘンリー・ダーガーといった人たちというのは、色に対して異常にハイセンスなんですよね
もう、確実に並ではないセンスの持ち主たち
これだけは間違いない
んでもって、黒人の人たちほど、原色系がスゴク似合う人種もいない
やはり、黒い肌の色、筋肉質な身体というものがベースにないと、ここまでサラリと自然体にカッコよくは着こなせないし、同じ格好を日本人が単純に真似たところで、肌の色、体型の違いにより、簡単にカッコよく真似出来ないことだけはわかる

それにしても 
まー、とにかく
お洒落でカッコイイ連中が写ってますわ、これ
 
 

 
 

 
 
 
カラーでそのまま出したいところを、問題あると困るので、あえてモノクロにしてますが
この写真集のコンゴ共和国の人たちを見て個人的に思うのは
ジャズからソウル、ファンク、そしてヒップホップに至るまでのブラック・アメリカンたちのファッションと、根底でリンクしてるなってこと
70年代のソウルやファンクのレコード・ジャケットに写ってる黒人たちだって、負けず劣らず凄まじくカラフルにファッショナブルでカッコイイですしね
 
 
そんなわけで
視覚から脳を、強烈に刺激してくれる写真集であることだけは間違いないと断言しておきます
内容は、めちゃくちゃヒップにエレガントです

無名塾公演「マクベス」観劇

2009年 9月 22日 at 21:06 | In Art | Leave a Comment
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連休初日の日曜日
能登演劇堂に行ってきました
 
 
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シェイクスピア作の「マクベス」を
仲代達矢、率いる「無名塾」が演じる芝居があるということで
 
 
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能登演劇堂は、じつは初めて来たわけじゃなくて
以前にも来たことはあるんですが
ここで芝居を観るのは今回が初めてでした
その前に
能登演劇堂について
 
 
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ここって、舞台のバックがこんなふうに開くんですよ
そういう意味でも、この場所で芝居が観てみたかったというのがある
普通、劇場でやる芝居って
外界とは遮断された密室の箱の中に、物語なりの世界を作り上げてやるわけなんですけど、能登演劇堂の場合は、いったいどういう世界が作られるのか? っていう興味がすごくあったんです
ただ本来は
劇場といえば自然の中にあるのが一般的だったんですよね
自然と一体化したスタイルが主流だった
たとえば、古くはギリシャ劇場から、日本の能楽堂まで
とにかく、非密室で行なわれていたわけです
今は、ほとんどの劇場、芝居小屋といえば密室化しちゃっているのが当たり前なわけですが
で、この流れの変化は何を意味するのかというと
どんどんパーソナル化していくことを意味しているわけですよね
現代ではAVシステムというものが自宅を劇場に変えてくれ、それを家族、恋人同士、あるいは1人で楽しむスタイルになっている、と
であるならば
能登演劇堂で観るという行為は、クラシックなスタイルだなーと
原点回帰というか
でも実際は、ハイテク化された舞台装置との融合なので、ネオ・クラシックと言ったほうがいいかもですね

   
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観客席に座って、見る眺めというのは
どこにでもあるような普通のもの
 
 
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ところが開演するやいなや
想像をはるかに超えた世界感が待ってました

ライトがスゥーーっと落ちて、真っ暗に
開演の幕が少しずつ上がり始める
トンネルを抜けるみたいに、徐々に視界に入ってくる異質な世界
瞬間、鳥肌立ちました
観客席からも「ぅぉぉぉ.. 」という低いどよめきが起きてましたけど
なんじゃこりゃ、スゲぇー!!と思った
残念ながら撮影禁止だったため、言葉だけになっちゃいますが
バックに広がる大自然に、差し込む自然光、これらがシェイクスピアの世界感を表現した舞台装置とひとつになって奇跡が起きる
神様が作ったような、そんな神秘的なステージが出来上がってました
しかも、その舞台の表情が、刻一刻と刻み続ける時間の流れと共に、微妙に表情を変えていくわけですよ
この美しさと言ったら、言葉にできないです(一応言葉にしてみたけど(笑))
 
で、これだけじゃないんですよね
芝居中、奥に広がり延びる森の丘から、俳優が本物の馬に乗って、こっちに向かってパカパカ走って降りてきやがりますから(笑)
どこの芝居に、本物の馬に乗って走ってくるんだよって、しかも何頭も
どんだけスケールでかいんだよ、って(笑)
さらにさらに
バック・ミュージックだって、チェリストの生演奏ですからねー
稀に見る劇場空間
仲代達矢の無名塾でシェイクスピア
この瞬間に、ここでしか観られない
あー、何と言うゴージャスさ!

あのー
ハリウッド映画の制作費が、宣伝費含めて何百億とかって言いますけど
それをまず、映画館で世界中の人が見て、そのあとTVで放映されたり、ブルーレイとかになって、時代を超えて違う世代が観て..
つまり制作費を、観た人数、これから観るであろう総人数で割れば、そう大した金額ではないんじゃない、と思えるわけですが
そう考えた場合
2度と同じものが見れない
そういうものが、当然価値が高いんではないかと
「マクベス」のほうが、ハリウッド映画よりも価値が高いと
まぁ、少なくとも僕はそう思ってますけど

あ、それと
今回思い出に残る出来事が(^^

劇場に、予定より2時間ほど早く着いてしまって
まだ人が集まっていないガラガラの能登演劇堂周辺をブラブラと歩いていたんですが
なんと!
前方から普通に、仲代達矢が歩いてくるではないですか!
予想外の出来事に、何もアクションを起こせませんでしたが(凍り付いて)
あまりにも自然に仲代達矢と遭遇
仲代達矢と言えば
僕の中では黒澤監督の「影武者」になるわけですが
あの影武者の仲代達矢と、普通のオッサンとすれ違うように(失礼)すれ違ったのが、今回一番のご褒美でした
若村麻由美も間近で遭遇出来たら、さらに昇天でしたけど(笑)

mobile art(モバイル・アート)

2009年 8月 7日 at 18:38 | In Art, Future Toy Box, camera E-P1, iPhone's Camera | Leave a Comment
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E-P1で写真を撮るようになって
iPhoneカメラの存在が自分の中で薄くなりつつある今日この頃ですが、そうはいってもiPhoneは、E-P1のはるか先を行くのは間違いなく、やっぱりiPhoneサイコー!です

で、デジタル時代の写真というのは、従来の写真というものとは同等的に考えてちゃダメなんだと
デジタル時代の写真とは、撮ることと、イジる(加工する)こととが同等の価値を持つのですよね
それに躊躇い(ためらい)を持っちゃいけない
従来の考え方では、撮ることの中にすべてがあって、そのあとに加工したりするっていうのは、邪道であるというような意識が生まれていたかと思うのですが、今それがあるとすれば、それは単に視野を狭くしている以外の何者でもないと、ただただそう思います
だからE-P1を使っていると、なんだか時代遅れの機器を扱っているような気になる
もちろん、アート・フィルターなんていう、カメラ業界からすれば、わりと気の利いた現代的なプリセットもあるにはあるのだけれど、iPhoneユーザーから見れば、新鮮味も何もない時代遅れに見える、というのが正直なところだと思う

 
iPhoneのアプリで描かれた絵が、ニューヨーカー誌の表紙を飾った時点で、より一般的に広く認知されるようになったと言ってもいいわけですけど、もはやiPhoneで行うことは、すべてアートになりえるわけです
強いてカテゴライズすれば、モバイル・アート
すべてのiPhoneユーザーはモバイル・アーティストでもある
それはiPhoneだからこそ、アートになるわけで
日本の携帯では、アートにはならない
その域に達するまで、まだまだだと思う
ガラパゴスであるかないか、ってことよりも
アートになるかならないか、ってことのほうが僕は重要だと思う
おそらくスティーブ・ジョブズという人は、そっちのほうを向いているはずで
そっちに向くことこそが、より正しい方向へ行く近道になると僕は考えてます

 
御託を並べるのは終わりにして(笑)
iPhoneで実演してみます(^^
 
 
まずは「連写カメラ QuadCamera」で撮影したものを素材に使います
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次に「Mill Colour」のプリセット、Promoでドロン
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今度は、このあいだ使っていた「Type Drawing」で書き書きするでごあす
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そのあと「Crazy Letters」で切り文字ペッタン
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さらに「PhotoArtist」のイラストレーション・フィルターをかける
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ここでトドメの一撃「LiquidPics」で
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グンニャリ・アート
 
 
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またまたグンニャリで
モバイル・アートのいっちょ出来上がりー 
面白いでしょう?
こんなのが、簡単、直感的、すぐできる
そういうところがスゴク素敵
やっぱりiPhoneって、おもしろいんだなー
それに比べて、E-P1で写真を撮ることの難しいこと難しいこと(笑)
iPhoneが加工メインなら
E-P1は撮影メイン
デジタルなら加工はラクチンだけど、撮影に関してはデジタルであろうとなかろうと、難しいもんだと痛感

 
ところで、パナの別タイプのマイクロフォーサーズ機、レンジファインダー・タイプのGF1、リークしてますが
GF1のホットシューの下に端子がついてることから、GF1に外付けEVFが付くのは確実ですが、とすれば、E-P1にも外付けEVFって、やっぱり仲良くお揃いで出てくるんじゃないかと好き勝手に期待しているわけですが..
もはやグリップ部のコード接続が邪魔になろうがなかろうが、なんでもいいので、ぜひぜひ出して欲しいのです

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